あのおじさんは私がよく通る路の片隅でいつも酔っ払って寝ている。たまに目が合うとコンビニに連れて行かれてタバコを一箱ねだられる。でも私はそれが嫌ではない。今日は私がビールを一缶買いおじさんにタバコを一箱奢った。その後でおじさんの所帯道具が置いてある道端に座って私はビールを、おじさんは安くて強いスピリ... 続きをみる
2019年10月のブログ記事
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ワット プラケオは王室付のお寺で、タイで最も格式が高い。絢爛豪華で眩しいくらい。 このお堂の中にタイで最も尊崇を集めているエメラルド仏がいらっしゃる。残念ながら堂内は撮影禁止だった。 ワット アルンは三島由紀夫の小説の題名にもなっている。 「暁の寺」という意味らしい。朝日に映えたら美しいだろう。 ... 続きをみる
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中天に二十二日の月を見る 緯度か経度の違いなのだろうけど、月の出る時間が日本とは違う。夜中の2時に22日目の月が空の真ん中にかかっている。日本だと明方くらいじゃなかったろうか。なのでこんな月を見るのは初めてだ。見慣れていないせいか、何かいびつな感じがする。村上春樹の小説の中の緑色のいびつな月もこん... 続きをみる
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ブリットリ通り 静かでいいところ カオサン通りからも近い
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永平寺三句の中の一句 てふてふひらひらいらかをこえた できれば山頭火のように無一物で歩きたいのだけれど修行の足りない身にはむつかしい ぢっと瞳が瞳に喰い入る瞳 身のまはりほしいままなる草の咲く そこに月を死の前におく 放哉は山頭火の友達で少し年下 日が落ちて桑畑の海を見る 二人とも秀才で いい大学... 続きをみる
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私が最初に泊まったゲストハウスはカオサン通りのど真ん中で、少し高くて少しうるさい。なのでその近くの小さな路地の安いゲストハウスに移動した。ここは安い割に掃除が行き届いて気持ちがいい。実は東南アジアの安宿の多くは古いのはいいのだけど、掃除が雑で、日本人には慣れるまでかなり抵抗がある、とは言っても私は... 続きをみる
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チェンマイのワット チェット ヨートというお寺も良かったので追加の写真を。 寝台列車でバンコクへ向かう。14時間の道のり。 旅の野の六日の月の 片ほしさ 李白の詩で、 峨眉山月半輪秋 影入平羌江水流 夜發清渓向三峽 思君不見下渝州 固有名詞が多くて、少し解り難いと思うので解説を。李白は長い旅の途中... 続きをみる
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