奥の細道を求めて

仏を求める旅

日本への一時帰国

私が居るダラムサラ、あるいはデリー近くの州でもロックダウンが1ヶ月も続き、外出も思うようにできない状況なのだけど、でもこれはこれで楽しくもある。食事はゲストハウスが無料で提供してくれて、チベット人が普通に食べているものを美味しく食べることができる。私のお気に入りはナスとキュウリの炒め物に唐辛子のソースを少し混ぜたものだ。昼過ぎに屋上に出て風に吹かれながら日に当たるのも気持ちが良い。

先日は夕方に激しい雷雨があった。雨上がりに屋上に出てみると、光の具合なのか遠くの雷雲が青みがかって美しい。



猿も雨に濡れて風情がある。



山並みも普段は霞んでいるけど、この日はキレイに見えた。



翌日の朝は快晴で



猫も元気で、一緒に日向ぼっこをする。





これに何の不満もないのだけど、ただ一つ困っているのが、痩せてしまったことだ。私は元々太れない体質らしくて、日本にいた時から痩せていたのだけど、それがさらに痩せてしまった。このままでは体力も落ちてしまうので一度日本に帰って体重を戻さないといけない。

と思って一時帰国しよう思ったのだけど、でもこれがとても面倒だ。インドにはツーリストビザで入ったのでとっくに期限切れになってしまっている。ツーリストビザはどんな理由でも延長できないらしいので、帰国のためにはインドの外国人登録管理局(FRROと言うらしい)に帰国申請をして許可をもらわないといけない。ネットでもできるのだけど、英語が苦手の私にはパッと見てサッとは分からない。しかも記入箇所が3ページくらいもあって、用紙を見ただけで挫折してしまいます。オマケに英文で、こうなってしまった事情、ビザが切れているのにインドに滞在している事情、を説明しなくてはいけない。そして飛行機に乗るためには72時間以内のコロナの陰性証明書が必要だと言われてしまう。コロナが大流行しているインドでどうやって72時間以内の陰性証明を手に入れることができるんだよ、と思っていると、そこはさすがにインドに何年もいる日本人が多くいらして、助けて頂くことができました。

ダラムサラではチベット仏教を勉強している方に面倒な事務手続きをすべて代行していただき、PCR検査はデリーでインド日本商工会の方々にお願いできる見込みです。なんともお礼の申し上げようもございません。

羽田空港着は6月17日朝の予定ですが、無事到着できるでしょうか?

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