奥の細道を求めて

仏を求める旅

ベトナムの仏教

調べたところによると、ベトナムの宗教は大乗仏教、儒教、道教、キリスト教、イスラム教、ヒィンドゥー教、その他に伝統的な土神信仰や祖霊信仰、さらにそれらが融合した新興宗教などきわめて多彩なようですが、でも国民の大部分は大乗仏教徒のようです。やはり日本と似ていますね。お寺、神社、教会はたくさんあります。

この写真はおそらく土神と財神です。福禄寿あるいは布袋様かもしれません。ベトナム人に聞いてもあやふやでよくわからないのですが、災いをよける神と福の神であることは間違いないようです。このような祠はベトナムの町や村のいたる所で見かけます。

私はベトナムに初めて来てまだ2ヶ月しか経っていないので、以下に述べるのはベトナム仏教にたいする私の印象です。

概ね日本仏教と同じなのですが、違うのはお寺にお墓がない、密教はない、信仰の対象は主に福禄寿であるらしい、といったところでしょうか。お寺は禅宗と浄土宗が多いようです。東南アジア最大のお寺であるバイディン寺でも山の頂上にあったのは福禄寿の巨大な像でした。

(写真は別のデバイスにありました。取り入れ方がわかりません)

私には布袋様のように見えるのですが、台座には福禄寿とありました。いずれにせよ七福神の一柱であることは間違いありません。現世利益を願うのは誰しも同じことなのでしょうが、でも仏様達の上に福禄寿がいるというのは私にはどうにもね。観音様ならいざ知らずね。ちなみに福禄寿は道教の神様であるようです。

×

非ログインユーザーとして返信する