奥の細道を求めて

仏を求める旅

スコール

雨季なのにちっとも雨が降らないなと思っていたら、朝の散歩中にスコールに遭遇してしまいました。空が曇り、急に風が吹き出したと思ったら細かい雨が降り、あっという間に豪雨です。雷が鳴り、雨しぶきが強風に煽られて前もろくに見えない状態になるまでにたったの2,3分しか掛かりませんでした。びしょ濡れになって民家の軒先に避難したら、家の人がもっと中まで入るように勧めてくれました。軒先ではとても防ぎきれたものではありません。ご厚意に甘えて中に入ると私同様に避難している人が他に2人いました。ベトナムではよくある事なのでしょうか。でも普通の家には門があって軒先までは入れません。ここは以前商店であったらしく、広い廂がありました。10分くらい続いたでしょうか、ベトナム語と日本語で会話にならない会話をしているうちに、小降りになったのでお礼を言って宿に戻りました。カムオン、ありがとう、このくらいのベトナム語は覚えました。

雨が降ったせいで川の水かさが増しました。


これなら川を遡ってカンボジアに入れそうです。


ここは中国の詩人、王維がいた竹離館という別荘を連想させます。

蓮動漁舟下

竹喧浣女帰

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