奥の細道を求めて

仏を求める旅

ダラムシャラ

デリーのマジュヌカティラから夜行バスで12時間、ヒマラヤ山脈近くの山合いの町、ダラムシャラに着いた。

予定では、デリーから北に向かって、ヒンドゥー教の聖地ハリドワール、その近くのヨガで有名なリシュケシュ、イギリス統治時代の夏の首都シムラー、を経由してからダラムシャラに到着する筈だった。このルートなら私の嫌いな夜行バスを使わなくても、4,5時間づつバスを乗り継いで行けたのに、デリーで本を買ったせいで荷物が重くなり、あちこちウロウロすることが出来なくなった。でもリシュケシュにはその内、時間を見つけて行ってみたいと思っている。本物のサドゥーに会ってみたいので。

じつは、ここダラムシャラが私の今回の旅の目的地だ。ダラムシャラは亡命したチベット人達の暫定政府がある所で、ダライ・ラマ法王の公邸もここにある。チベット仏教の文献を揃えた図書館もあるので、しばらく滞在することになると思う。

ここが私の泊まっている安ホテル。オフシーズンなので最初は見晴らしの良い上の部屋に泊まれたのだけど、2日したらその下の谷間のゴミしか見えない部屋に移され、あと数日したらそのまた下のもっと悪い部屋に移されるらしい。あと二週間くらいで、そろそろオンシーズンの始まりなのだ。

ホテルに向かって右側の道と

左側の道。

その正面の山並みの向こうにヒマラヤが見える。

その夕暮れ。ホントはもっと鮮やかなオレンジ色なのだけど。

個人的な追記:ポタラの皆さん、先生方、お待ちして居ります。

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