奥の細道を求めて

仏を求める旅



赤い雪のかけらが緑の瞳に溶ける

黄と青の小鳥が飛び交い

緋と紫の花が咲き競うけど

目を閉じても濡れた唇の色は戻らない


優しく包み込む

ここに私とあなたがいる

瞬く星空の風の流れる草はらに寝て

私とあなたは繋がる


時はここで止まり

再び動きだすことはない

甘美な一瞬が永遠に止まる前に

ねえ僕を恋してくれるかな


星も空も風も答えない

ただ空虚が広がるだけで

そこにはあなたと共にあった

光も熱も重さも時も無い

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