奥の細道を求めて

仏を求める旅

部屋探し、の本文

前回は私のミスで題名だけの記事をアップしてしまいました。以下がその本文です。


私が今滞在しているゲストハウスから、通学する図書館までは距離で言うと1.5kmなので大したことはないのだけど、高低差があるので足の不安な私が歩くと1時間近く掛かってしまう。行きは下り坂だからまだ良いとしても、帰りの登りは今の私の足ではおそらく無理だろう。なので近くのアパートを借りることにした。

でもインドのアパートの借り方なんてサッパリ分からない。インドには不動産屋がないから、アパートを探す場合はその辺りを歩いて、空いていそうな部屋を見つけたらそこの大家と直接交渉するしかないらしい。でもこれは英語もヒンディーも苦手の私にはハードルが高過ぎる。しかも行政上の賃貸の法律もあって借主も貸主も共にそれをクリアしないといけないのだ。インド人にとっても行政上の手続きは難しいらしいので、そのすべてを私一人でするのはとても無理だろう。でもそんな時に現れてくれた救世主が図書館近くのアパートでタンカを描いている日本人女性だった。彼女はヒンディーもチベット語もできて土地感もあるからその辺のことに詳しい。あらかじめ空いてそうな部屋を探しておいてくれていて、当日は一緒に歩いて探すことにした。5, 6件探して回っただろうか、どれもこれも帯に短し襷に長しでナカナカ決まらない。ウンザリし始めた頃に偶々そんな部屋を見た帰りに隣のアパートの女の子が「コッチにも空部屋があるよ」と教えてくれたのがココで。もちろんヒンディーだから私にはサッパリ分からなかったのだけど、彼女に教えてもらって見に行くことにした。その部屋が




眺めと陽当たりは最高で広さは八畳間くらいだろう。家賃は1ヶ月で4300ルピー、日本円で6500円くらい。今のゲストハウスの部屋代が月12000ルピーだから1/3近くまで節約できる。申し分ない。ココに決めた。

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