奥の細道を求めて

仏を求める旅

2019年12月のブログ記事

  • ダージリンの散歩、の続き

    坂道を少し下ると小さな店があり、卵と鶏肉とほんの少しの野菜、雑貨、菓子を売っている。畳一畳より少し広いくらいだろう。ほんの小さな店。 すぐ上の広場まで行けばもっと大きな店がたくさんあるけど、どうせ買うならこんな店がいい。さらに下る。 奥の影の中の女の子がその前の家のドアをノックしていたけど、留守だ... 続きをみる

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  • ダージリンの散歩

    今日は天気がいいので散歩する。風流自喜偶歩 ふうりゅう おのずから ぐうほを よろこぶ、これは受け売りだけど、ひとつ漱石の『草枕』のようにやってみたい。 カンチェンジュンガが美しく神々しい。思わず手を合わせたくなる。 近くの山々は靄に霞んでいる。 此山沈靉靆中霞 彼山浮凍雪纏輝 行人見傍竜胆花 諸... 続きをみる

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  • ダージリン

    朝7時、スィリグリに着くと駅前は広く、色んな方面に行くタクシーが何十台も客待ちをしている。バスステーションは少し遠くて本数も少ないらしいので、乗合ジープを探す。「ダージリン」と一声掛けただけで何人も集まって来る。その内の一人が仲間を掻き分け私のスーツケースを掴むと急いで自分の車まで案内し、後部座席... 続きをみる

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  • ディマプル

    500ルピーのホテルの写真。ここまで来るとインドという感じがする。鉄道が通っているせいだろうか。 駅前の風景。 物乞いもいる。おかしなことに、なんだかホッとしてしまった。まずは列車のチケットを買い直さなくてはいけない。二等座席ではなくシートの決まった寝台席だ。寝台券はリザベーションセンターというと... 続きをみる

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  • コヒマという不思議な場所について

    コヒマというところは一体何だったのだろう。なぜバスステーションに行けなかったのだろう。なぜあんなに多くのタクシーがいて威張っていたのだろう。なぜ皆んなホテルと言えばジャピューだったのだろう。 最初にバスがコヒマを通り過ぎてしまったのも、今思えばコヒマには止まりたくなかったのかもしれない。想像を膨ら... 続きをみる

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  • コヒマ3、4日目

    7時に目を覚ますと、とにかく腹が減っている。でも金を引き出すのが先だ。もう1日だって長くこんなところにはいたくない。また現金切れ、になんてなっていたら溜まったもんじゃないのでとにかくATMに急ぐ。今回はうまい具合に現金が補充されていて10,000ルピーを引き出すことができた。これがインドのATMの... 続きをみる

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  • コヒマ2日目の午後

    ホテルジャピューはメインロードより少し高いところにある。その途中の坂の写真。 ホテルに戻りチェックアウトを済ませると、 「これからモンへ行かれるのですか」と受付の女性が聞くので、 「もう少し安いホテルに移りたいと思う」と正直に答えた。 「このホテルはいかがでしたか」 「とても素晴らしいんだけど、私... 続きをみる

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  • コヒマ2日目の午前

    これがそのホテル。チェックアウトが12時なので、それまでぶらぶらしてみる事にする。この時期の北インドは昼間陽に当たっていると暑いくらいなのに、日陰に入ると寒くなる。なので、ホテルの庭先で日向ぼっこをして暑くなると日陰に入り、寒くなると日向に戻る。まるでサウナと水風呂の往復のようだ。でも曇るとずっと... 続きをみる

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  • コヒマまでの道のり

    実は私は今、ダージリンにいる。今までWi-Fiも繋がらないような片田舎の山奥にいたので、その間に書いたものをまとめてアップする。 インパールを10:30発予定のバスに乗ったのだけど、時間になっても客は私を含めて2人しかいない。バスには80人分の座席がある。結局12:00になって、客が8人になったと... 続きをみる

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  • インド、インパール

    タムーの町から国境に向かう。バイクタクシーで10分もかからない。そのミャンマー側の国境。橋を渡ればインドだ。 インド側のイミグレは突き当りを左に曲がった丘の上にある。歩くのは少し辛いなと思っていると、うまい具合に右手からミニバンがやって来た。左にはイミグレしかないのだから、インドからミャンマーに行... 続きをみる

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  • ビルマの旅程の最後の町、タムー

    最近は夜が寒くなった。ダウンジャケットを着ている人もいるくらいだ。 前回の記事でムレーに行くと書いたけど、それはインド側の村で、ミャンマー側の町はタムーという。 バガンからバスに乗ったのが昼の11時半で、インド国境沿いの町タムーに着いたのが翌日の朝9時。21時間半バスに乗っていた。 夜行バスには二... 続きをみる

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  • 今後の予定

    ミャンマーでの滞在期限が後一週間しかないので、インドを目指すことにする。予定では、ムレーという国境沿いの村に行きそこから陸路でインド東北部に入る。そこはブータンとバングラデシュに挟まれたインドの盲腸のような場所で、インパールにも近い。悪名高い太平洋戦争インパール作戦の目的地だけど、何万人もの兵士が... 続きをみる

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  • ニャウンウー村とその郊外

    宿の近くにあるシュエジィゴォン・パヤーへの参道。 長い。 途中、写真撮影らしいものをやっていた。 古代の衣装と髪型をしている。シュエジィゴォン・パヤーの内部。 でも私は小さなお寺の方が好きだ。村の郊外に行くと小さなお寺がある。 その内部。 その横の食料品店でビールを買って椅子に座って休む。 荷降ろ... 続きをみる

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  • オールドバガンへ行く

    オールドバガンは城壁に取り囲まれている。その入り口のタラバー門。 一番有名なアーナンダ寺院。お釈迦様の侍者だったアーナンダのことだろうか。 過去四仏。塔の中心に東西南北を向いて過去四仏がいらっしゃる。 テーラワーダでは仏はお釈迦様しか認めないと思っていたのだけど、過去仏は認めるらしい。 どなたがど... 続きをみる

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  • ニャウンウー村の散歩

    まず川に行ってみる。その途中の村の小径。 そのまた途中の大きな木。 川。 洗濯をするおばさん。おじさんは山に柴刈りだろうか。桃はいつ流れて来るのだろうか。 洗濯物を岩に干す。 そこから上に登り、古寺に行ってみる。途中にも小さな仏塔がたくさんある。 目的の古寺。 その横の小さな仏塔。 その内部、仏様... 続きをみる

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  • ヤンゴン → ピイ → バガン

    インドのビザを1週間かけてようやく手に入れ、虫だらけのヤンゴンの安宿を出てバスで6時間かけてピイへ向かう。ピイは3世紀から9世紀にかけて栄えた古都で、ミャンマーで最初の世界遺産に指定されたスリ・クシュトラの城塞都市の遺跡がある。行って見たかったのだけど、ピイには2泊しかしない予定なので諦めた。でも... 続きをみる

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  • ヤンゴンの街かど

    ヤンゴンで泊まっている安宿のテラスからの眺め。ヤンゴンの安宿には虫がいる。体中を何十箇所も刺されてしまった。 ヤンゴンの下町の中心であるスーレー パゴダ道に迷った時にはここが目印になる。 ヤンゴンには広い通りがたくさんある。6車線の道路だ。車がひっきりなしに走っているので、そこを渡らなくてはならな... 続きをみる

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