奥の細道を求めて

仏を求める旅

雨季の憂鬱とインドの停電

寒烏

インドでは停電が日常的で、大事なところで停電してしまうことも多い。例えば炊飯器で米を炊いている時に停電してしまうと飯を食うことができないし、夜に停電してしまうとトイレに行くにも不自由する。なのでインドで生活するには懐中電灯とロウソクが必須である。


不便だけど、でもこれはこれで趣きがあって私は好きだ。ただ困るのは冷蔵庫の氷が溶けて台所が水浸しになってしまうことで、昼間に長い時間停電があると帰って来た時には急いで掃除しないといけない。インドで生活したことがある人は分かると思うけど、インドの空気は世界一汚いので見た目には分からなくても掃除をすると水が真っ黒に濁ってしまう。まぁ、ついでに掃除もできたと思えばいいのだけど。心配なのは冷蔵庫内の食べ物が傷んでないか、ということだけど幸い今のところそんなことはない。ただ一度だけ雨季にレストランで生クリームの入ったカレーを食べたら見事に当たってしまい一日寝込んでしまったことがある。後でインド生活が長い日本人に聞いたら雨季に体調を崩してしまう人は多いらしい。納得できる。雨季には細菌も繁殖するのだろう。そして何故だか停電は雨季に多い。電力設備が雨季の被害に対応しきれていないからじゃないだろう。インドでは何もかもその場しのぎだ。先日、ライブラリーから上の町のマクロードガンジに行くまでに深い霧の中で2箇所も崖崩れがあった。10mくらい上から地面が大きくえぐれて太い木が2本根こそぎ流されて道にまでかかっていたし、もう一ヶ所では舗装された道路の片車線が完全に崩落して片道通行になっていた。日本だったらこんな場所には警戒線が引かれて警備員が見張っているのだろうけど、インドはすべてが自己責任なので各自で対応している。そして今ではさらに大きな土砂崩れがあったらしく車は通れない状況になっている。とにかく雨季には厄介ごとが多くて、早く明けて欲しいものだ。

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