奥の細道を求めて

仏を求める旅

ニャチャン

すき間風の吹き込むオンボロバスの最後尾の狭苦しい三列シートに押し込まれ、夜なので景色も見えず眠られもせず、むさくるしい男達と肌を擦り合わせながら10時間かけてニャチャンに着きました。二度と夜行バスには乗らないと決めた一日です。朝5:30にどこだか分からない降車場で降ろされて、またタクシーと揉めるのも嫌なのでグーグルマップを頼りに歩くことにしました。45分と表示されていたのに、重いスーツケースを転がしながらゆっくり歩いて行ったらホテルまで2時間かかりました。でも朝早いのでそれも耐えられます。日中だったらいくらかかってでもタクシーを拾うでしょうね。

ニャチャンはビーチリゾートです。

あまりに観光地なので、人混みが嫌いな私には向いていません。長居はしない事にします。でもここは料理が美味い。中国人、ロシア人が多くフランスの植民地だったせいもあるのでしょうか。各国のいいところを取り交ぜたような料理でバリエーションが豊富、炭火焼鳥まであります。しかも漁港が近くて魚が新鮮なので寿司屋も繁盛しているようです。とはいえ値段もそれなりなので私は行きませんでしたが、食べ歩くならニャチャンはお勧めです。

×

非ログインユーザーとして返信する